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Re

もうすぐ会えるね。

あたたかでほのかな想いが、湧き上がってくるのを感じる。

もうあの時のような激しい感情ではない、ほんわりとしたもの。

あなたからのラブレターが届いて、どのくらいの月日がたっただろう。

会いたくて・・・会いたくて・・・

あえないこの状況に、何度涙したことだろう。

懐かしい思い出。


あなたからのメッセージ伝わっているよ。

今までの私達とは違う、大きな愛を表現するため、今、ココ、で出会うんだよね。

今ならわかるよ。

あの時の感情のまま私達が出会うと、行く先には、今までと同じ、破滅しかなかったって。

私もあなたも、今の状況を、今いる自分の居場所を大切にしながら、ともに歩んでいくの。

恋や愛を越えた愛で。

私がそれをわかるまで、ゆっくり待ってくれていた。

私達が出会えば、私の世界は一変するだろう。

これは生まれる前からのあなたとの約束。

いつもあなたが私を探してくれた。

今度は私が探しに行くよ。

すれ違わないようにあなたも私を見つけてね。

いつも永遠に愛してる。
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ジャンル : 小説・文学

朱雀の風 【第二部】 ~麒麟と白虎~

「宝珠が器になってから封印は弱まっておったが、朱雀がほとんど機能なさない状態の今、ソンスの都の均衡が崩れ魔の活動が活発になっていくだろう・・・どこまで魔の封印を保っていられるか・・・じゃ・・・」

そして言いにくそうに東の町の話をする。

「すでに東のほうで、不穏な動きが出ているとたった今、報告が入ったようだ。封印が解かれたみたいだと・・・」

「東といえばイーテオン・・・父上達が守っているはず・・・」

セオングの家は、青龍の器を歴代受け継ぐ家筋。
器のことは本人たちしか知らないが、もともと呪術や地脈を見ることができ、魔の封印を守る役割も果たしているのだ。

「赤子を連れまわすのは危険が付きまとうし気が引けるのじゃが・・・ここへ留まってもおられぬ。やはり急がねばならん。東へ向かうぞ。馬車を使いその中で治療の続きをしよう」

「蓮華、鈴華」

そう呼ぶと扉を開け蓮華と鈴華が入ってくる。

「用意は整ってございます」

ドアを開けたまま皆を促す。
セオングが宝珠を抱いたまま先に出る。
その次に白虎、麒麟は一番最後にとことこと早足で歩く、皆に追いつけぬからだ。
少しはぁはぁと息が上がっている。
宝珠を救い、立て続けに毒抜きや治療を行ったからだった。毒抜きにはかなりの霊力を使う。まだ小さな麒麟は体力があまりないため身体がきついのだ。
それに気がついた鈴華と蓮華が脇を支えるように寄り添う。

「よい!歩けるゆえ!」

ぴしゃっと言い放つように断る。
その時、ふわっと麒麟の体が浮き上がる。

「ひゃ!?」

白虎だ。
また襟首を引っつかんでつまみ上げている。
そのまま肩へぽんと乗せる。

「な・・・!」

真っ赤になってびっくりして声が出ない。

「むげに人の好意を断るんじゃねぇ。ねぇちゃんたちがかわいそうじゃないか」

「あ・・・あれは人ではない。我の作った人形じゃ・・・下ろせ!我は歩ける!」

「人形だからってどういう扱いしてもいいのかよ。・・・歩けるならちゃんとそう言え・・・それにお前トロイんだよ歩くのが・・・ちゃんと乗っかってろ」

麒麟は真っ赤な顔をしてうつむく。麒麟が長老であるという秘密を守るため、北の屋敷からは1歩も出たことはなく、こういう風に注意をされたり、子供のように扱われるのは初めてで、侮辱されたような気がしたのだ。
白虎はまったくそんなつもりはなく、そのまま馬車のあるほうまで歩く。
鈴華と蓮華はそのあとをおとなしくついていく。
ふと揺れたとき滑りそうになって白虎が手で支える。落ちそうになって思わずその手をしっかりと握る麒麟。
ふいに流れてくる思考。
白虎は麒麟が疲れていたことも、歩くときに歩幅をあわせようと一生懸命だったことも、気がついていた。
言葉は悪いが白虎なりの優しさなのだ。

くすっ と笑う麒麟。

「なに?」

と聞く白虎に

「いや・・・すまぬ・・・ありがとう・・・」

と思わず口にする・・・が・・・ふと出た自分の素直な言葉に戸惑い

「鈴華・・・蓮華・・・」

と付け足す。

「お・・・お前の言う事にも一理あるでの。鈴華と蓮華にはいつも助けてもらっているゆえ」

顔を赤らめそっぽを向く。

白虎はふんと鼻を鳴らし

「素直じゃん」

そう言って麒麟の頭をくしゃっとなでる。
肩の上に乗っかっているので誰にも気づかれることはなかったが麒麟の顔は耳まで真っ赤に染まっていた。

朱雀の風 第二部 ~小さな宝珠~

セオングの傷は意外に深かった。そして魔の瘴気に触れていたため回復にかなり時間がかかっている。
かなり体に負担がかかっているだろうにうめき声ひとつあげない。

「ちょ!!おい!!そこのガキ!」

「なんじゃ!我は麒麟じゃと言うておろうに!治療の邪魔をするでない!!」

うるさく声をかけてくる白虎に治療の手を止めず、怒りながら振り返る。

「こっ・・・これはなんだ・・・!?」

麒麟に助けを求めるように困ったような顔をして、白虎は宝珠をひときわ高く持ち上げる。
するとぽたぽたと着物の裾から水が滴り落ちている。
目が合うとそのしぐさや表情が滑稽で、麒麟は噴出しそうになるのを我慢した。

「それは・・・お小水じゃろう。赤子ならしょうのないこと。早う着替えさせぬか!」

セオングを治療している手を少し止め、白虎に指示を出す。

「は・・・!!オレが!?」

どうしていいのかわからず、右往左往していると、セオングが

「私がしましょう」

そういって白虎から宝珠を受け取り、ここの医者に一式をそろえてもらい、手際よく着替えさせる。

「慣れた手つきじゃの」

麒麟が感心する。

「昔、世話をしてくれた家族と一緒に暮らしたことがあって、そこの小さな兄弟の面倒を見させてもらってたんだ」

てきぱきとおしめを変え、抱き上げて見つめる。
宝珠はこの騒がしさの中でもまったく目を覚まそうとはしない。

「宝珠も朱雀もかなりの力を使ったゆえしばらくは何をしても起きんじゃろう・・・」

麒麟はそう話しながらどこかとつながったようで、どこか別の空間を見ているような目をする。そしてこれからの状況と町の話を始めた。

テーマ : 恋愛小説
ジャンル : 小説・文学

朱雀の風 第二部 

麒麟の後ろからむすっとした顔で部屋に入る白虎。
結局麒麟に言いくるめられたようだ。

宝珠はセオングの腕ですやすやと寝ている。

「蓮華と鈴華に宝珠の世話をさせよう。セオング・・・お前は傷の手当をせねばならん」

「このままじゃだめなのか?」

セオングは宝珠を抱いたまま麒麟に顔を向ける。

「気持ちはわかるが・・・」

すっと白虎がセオングの腕から宝珠を抱き上げる。

「お・・・おまえ!」

「安心して治療を受けろよ。ちゃんとお前に返すまでは死んでもこのちびすけは守るから・・・」

宝珠に目を落とす。柔らかな・・・でも確かに生きているぬくもり。
白虎が知っている宝珠とは明らかに違う命の息吹。
宝珠に始めて触れた日のことを思い出す。

「・・・あの日宝珠は誰かに襲われてた。そこにおいておくわけにもいかず・・・つれて帰ったんだ・・・」

ボソッとつぶやくように話す。

「あの日って・・・?」

はっと宝珠のいなくなった日のことを思い出す。

「・・・追手が来ていたのか・・・」

それなのに宝珠を一人にしてしまったのだ。セオングはショックを受ける。

「すまない・・・助けてくれてありがとう・・・」

「お前に礼などいわれたくない」

白虎は少しむっとして答える。

「セオング・・・よいか?」

麒麟が治療を促す。

セオングは茶屋での二人を思い出す。仲むつまじくお互いを思いあっていた。もし宝珠が元のままなら白虎を選んだはずだ。

「たのむ・・・」

「いいか!治療を受ける間だぞ!いいか!・・・オレは小さなガキは苦手なんだ・・・」

腕の中の宝珠の重みと暖かさを感じながら、白虎は宝珠がセオングの元に帰りたがっていたことや、無理やりとどまらせていたことを言わなかった。

≪ちょっと卑怯だったか?・・・少し恩を売らせておいてくれよ・・・いいだろ?宝珠・・・≫

お久しぶりです。

とっても長いことほったらかしにしていたブログですが^^;
ちょっとお話でもして間をつなごうかと・・・汗

小説は少し先までは出来上がっているのですがそこから先がふっと消えてしまったので暗礁のりあげ状態^^。

別口でやっていたHPを閉じることになりちょっとこっちも気になったわけで^^。
そしてピンク1色だった水晶の宮殿を天使のテンプレートに変えました^^。

またどうぞよろしくお願いしますです^^。

テーマ : 独り言
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ローズまりあ

Author:ローズまりあ
今年に入ってひっそりと小説かいてます。

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